ロートアイアンのデザイン~和文様と和のデザイン~

さて、本日は和のデザインについてお話しようと思います。
私達は日本に生まれ育ち、育った環境に慣れているので日本の伝統や文化を特に意識することなく暮らしています。
海外で生まれ育ったデザイナーさんや外国の人々から日本古来のデザインを高く評価される事が今も昔も多いのは、日本の魅力に外から気付いているからなのです。我々日本人が気づかない素晴らしさに外からきた人だからこそその魅力に気づくのです。
日本古来のデザインや文様には美しいものがたくさんあります。
和のデザインには、自然との共生を背景にした美意識があります。我々の先人が継承してくれた豊かな感性です。
日本の文化や伝統を知れば知るほど、日本人は平和主義で美を感じる心も感性も優れているのだと誇りをもっていいと思えてきます。
日本の伝統や文化の素晴らしさを改めて認識したいですね。
ロートアイアンの和デザイン
①文様

弊社で和をテーマにした展示会をしたことがあるのですが、その時に製作した和文様のロートアイアンです。
- あられ・・・平面でありながら動くような錯覚を楽しめるデザインで空から霰(あられ)が降る様子から生まれました
- 連歌・・・厳格なルールによって壮大な世界を作る連歌の世界をイメージしたデザイン。風流人の遊びでもあることから粋、渋さのイメージでもあります
- 玉繭・・・繭から絹糸を作る作業の様子をイメージしたデザインです
- ゆらぎ・・・規則正しさの中に不規則さが足されて起こる自然現象をデザインにしました
- 池の漣・・・さざなみの水面をイメージしゆるやかに押しては返す水面が映るようなデザインです
- 市松・・・日本発祥の意匠、市松。今も旧朝香宮邸、現東京都庭園美術館、ヨーロッパの駅など1930年代の建築物にも見られ、逆輸入的魅力・モダンさを楽しめるデザインです
- 室町・・・部屋全体に敷かれた畳のイメージから、様式が確立した室町時代にちなんで名付けられたデザインです
- 多羅用・・・はがきの始まりになったと言われる「多羅葉(たらよう)」という樹木の葉にちなんで名付けたデザインです
②和のデザイン
お客様のご依頼で製作した和のデザインの中には、四季の美しさがテーマになった作品が多くあります。梅の花であったり、秋の紅葉やススキ、生命力のある笹と竹節のデザイン、盛夏に力を振り絞って鳴いているセミを造作したりさざ波をデザインに取り入れた行燈(あんどん)などオーダーならではの作品を製作しています。

弊社ではヨーロッパ風のデザインも製作しておりますが、日本がもつ素晴らしい和のデザインもさらに多く取り入れていきたいと思います♪

